科学の合理性からは程遠い! 星占いが障害者に教えてくれた 世の中を理解する3つのヒント

2016.5.26 オモシロ
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さやや

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今回は趣向を変えて、星占いについて語ってみようと思います。

星占いと聞くと、「えー迷信でしょ」と言う方も多いと思います。

私は占い師になるのを周囲から薦められるほど占いが得意ですが、星占いが教えてくれることは非常にたくさんあるのです。

その一部を今回ご紹介します。

星占いと聞いただけで、うんざりする方もいるかもしれませんね!

それでも読みたいと思った稀有な方。

ありがとうございます。

世の中のことを少しだけ好きになって頂けるかもしれません。

 

星占い_4

 

その1 「自己責任」の大切さ

星占いは、科学的な合理性からは程遠く、ファンタジーであり、信用に値しないと思う人も多いはずです。

間違いありません。星占いに自分の意志を支配されることはとても危険です。

例えば、皆さんは星占い師に「あなたは二足歩行をする生き物でしょう」と言われたらどう感じますか?

 

  1. そんなの当たり前じゃん!くだらない!
  2. 確かに!当たってるかも!ちょっとだけうれしい!
  3. もう電車には乗らない!飛行機にも乗らない!

 

3を選んだ方は、完全に星占いに自分の意志を支配されています。

ここで忘れてはいけないのは、仮に電車に乗らなくて、飛行機にも乗らなくても、そこでこうむった不利益は占いが責任を取ってくれるものではないということです。

結局のところ、占いはもっともらしいことを言って、でもすごく無責任なのです。

星占いが教えてくれることの一つに、「自分のやりたいことを自分の意志でやって、最終的には自分が自分の取った行動の責任を持つことの大切さ」というのが挙げられます。それができない人には、星占いをはじめとする占いは危険なもの以外の何者でもないのです。

 

その2 人と世の中はすごく複雑にできている

皆さんはご自分の星座をご存知ですか?例えば2月2日生まれの人は水瓶座です。皆さんがよくTVなどにでてくる牡羊座から始まって魚座で終わる12星座占いの12星座は、あれは実は太陽星座と呼ばれるものです。実際は水星、金星、火星など、10個の天体が皆さんのホロスコープにあって、水星星座、金星星座、火星星座などがあり、天体の位置や角度などから、その人の人となりや運勢を読み解くのです。

それを見ていつも思うのは、人って多面体だな、ということです。

太陽星座だけだったら、とても表しきれないその人の姿を、水星星座や金星星座、火星星座などが教えてくれます。

人は誰かを理解するとき、「この人はこういう人」とわかりやすいレッテルを1個ぽんっと貼りたがります。しかし、それがトラブルの元であったりします。

人は生まれつき皆多面体なのです。同じひとりの人間なのに、矛盾するものを抱えていたりします。それが自然の姿なのです。

それは世の中にもいえます。世の中の人たちは全部太陽星座である12星座のいずれかに属すると考えると、すごく単純すぎる気がしますよね。実際は、もっと複雑なのです。

その3 幸運だけの人はいないし不運だけの人もいない

天体はそれぞれホロスコープ上で意味を持ちます。例えば、木星は幸運の星、土星は試練の星といった言われ方をされています。

皆さんが生まれた日の空には必ずどこかに木星と土星があります。皆さんが生まれた日のホロスコープには木星のマーク、土星のマークがどこかにあるはずです。

そして、木星と土星は場所を変えながら、一生あなたのホロスコープのなかのどこかに存在し続けます。消えることはありません。

これは、生きる目的だとか、人生の課題とかテーマがその時々で移り変わったとしても、姿かたちを変えて幸運も不運もそこに存在し続けるということです。

そして、それは皆平等です。

一見自分と違って恵まれている人がいるかもしれません。そういう人を見かけたら嫉妬に狂う人も中にはいるかもしれません。しかし、先にも述べたとおりで、人は多面体です。

皆が自分の知らない一面を持っていて、しかも、不運も幸運も自分と同じように持ち合わせていると考えると、嫉妬は必要なくなってくるのではないでしょうか。

 

星占い_2

 

最後に

精神科医の香山リカさんによると、占いは、どんな理不尽な出来事にも意味を与えてくれるそうです。私も、学生時代にすごくいやな出来事があり(精神疾患のきっかけです!)、でも土星が私の星座に居座ってる話を聞いて、どんな友達のどんな慰めや励ましよりも救われた経験があります。

都合のいいときに都合のいいように星占いを使うこと。

信じたいタイミングで信じて信じたくないタイミングでは無理して信じないこと。

これが星占いで大事なスタンスだと思っています。

「二足歩行の生き物でしょう」と言われたところで、電車に乗ったり飛行機に乗ったりしてもいいということです。

ただ、「当たってる一面もあって、少しだけだけどうれしいな!」と思ったり、「なんだか自分と世界を見る目が変わった」って思えるところが、星占いのいいところです。

星占いにはくれぐれも気をつけてください!

でも私が星占いから学んだ世界観に共感して頂き、「世の中が違って見えた!」「世の中のこと好きになった」という方がいたとしたら、とてもうれしいです。

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