コミュニティナースに学ぶ、今後の医療介護職の「働き方」

2017.5.10 在宅医療, 在宅介護
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街づくり、地域づくりが着目されている昨今、地域で様々な取り組みをする医療介護専門職が増えてきました。

その中で、本日は看護師の地域での取り組みをご紹介します。

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先月11月13日(日)NHKの「サキどり」という番組で紹介された『コミュニティナース』という働き方をご存知でしょうか?

コミュニティナースとは?

『コミュニティナース』とは、地域の住民たちとの関係性を深めることで、健康的なまちづくりに貢献する医療人材です。

従来の看護師と異なり、病院や在宅事業所で専門的治療を行うのではなく、地域で活動するためその対象は病の有無に関わりません。

コミュニティナースの活動内容としても、

 

・地域おこしや場作り
・健康意識を高めるアプローチ
・病の早期発見
・「まちの保健室」の運営や見回り、巡回
・医療や福祉、行政機関への橋渡し

 

などと多岐に渡っています。

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地域包括ケア推進のキーマンにもなる

コミュニティナースが誕生することによって、
地域全体の健康意識を高め社会保障費の削減に繋がるだけでなく、

 

住民と住民の間に入ることで住民同士の繋がりを再構築し

 

地域包括ケアシステムに必要な「互助」を促進します。

 

この考え方は地域で働く他の医療介護専門職に置き換えて考えることもできます。

 

例えば、地域で働く医療介護職が多角的に物事を捉える視点やマネジメント・チームビルディング・ファシリテーション能力・コミュニケーション能力などを身につけることにより、行政・医療機関と地域住民のパイプ役になることもできます。

 

この役割は地域包括ケアを推進する上ではかなり重要になりますよね。

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おわりに

『コミュニティナース』を参考に、『コミュニティ介護士』『コミュニティ療法士』『コミュニティ医師』という働き方について考えていきたいですね。

参考資料

・HUFFPOST LIFESTYLE JAPAN 私は「まちを健康にする看護師」。地域を元気にするコミュニティナースって?
・コミュニティナース育成プロジェクト

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