おばあちゃんが老人ホームに入って良かった6つの理由

2016.1.4 在宅介護
この記事を書いた人
編集部員

編集部員

この記事をシェア

LINE
この記事が気に入ったらいいね!

おばあちゃんが老人ホームに入ることになった。

いよいよ入居 老人ホームの居住環境は?

おばあちゃんが入居する最終決定をするため部屋を見学に。

まず気になるのは、居住環境。これからそこで暮らしていくわけだから、安心して過ごせるかどうか、お任せできるかどうか、しっかり確かめておきたい。

Image1

(写真は大体あってるイメージです)

・・・。

感想は「これホテルですか?」というくらい立派。

なんといってもオーシャンビュー。部屋一面ガラス張りで海、海、海!!雄大な日本海や連峰を一望できる眺望なので、ホテルなら一番高いお部屋。夏は熱いんですが^^;

20150929120224480

部屋の内装は綺麗で広々しており、トイレやシャワーも洗面台も部屋に付いていてコンパクトにまとまっています。

生活必要品の買い出しといっても、ベッド、カーテン、こたつ、座布団くらい。洗濯機は付いていて、いるものはほとんどありません。

おばあちゃんが入った施設のタイプ

軽費老人ホームというタイプで、身の回りのことがご自分でできる方を対象とし、バリアフリーの住居、食事・入浴の準備、生活相談、緊急時の対応といったサービスを提供してもらう入居施設です。外出、外泊は自由。

収入によって、1ヶ月8万から入れるお安めの施設です。

いつも満室なのですが、たまたま入れたのでラッキーでした。

おばあちゃんが老人ホームに入ってみて良かったこと6つ

1.お母さんが頻繁に会えるようになった。

お母さんが週に2度世話に行き、週に1度土日には遊びに連れて行っています。というのも、家から近い老人ホームを選んだから。おばあちゃんもこれには嬉しそうです。

2.常に部屋が暖かい

今までは1軒屋に住んでいたため、広々はしていたんですが、暑さ寒さに悩まされていました。施設なら24時間冷暖房完備。お年寄りには優しい環境です。

3.ご飯が美味しい

3食付きなのですが、栄養バランスも抜群で、柔らかいものしか出ません。美味しいと喜んで食べてます。朝食も洋食、和食から選べます。

Image4

4.広々した温泉に入れて、洗ってもらえる

1日1回洗ってもらえるサービス付き。

5.友達が出来た

おっとりした仲の良い友達と話す姿を時々見ます。いつ家に行っても寂しい寂しいと言ってゲームばかりしていたので、それは良かったのかなと。

しかし、やっぱり意地悪ばあさんはいるようです。あの人の隣でご飯を食べたくない、というイザコザは尽きないようです。うちのおばあちゃんは近寄っていない様子。

6.行事や体操、カラオケ、ショッピングなど楽しめる

まずは健康管理。例えば毎日の血圧測定やラジオ体操、月1回の体重測定など、しっかりしています。

そして、盛りだくさんのイベント。

週3回の身体能力維持向上メニュー(バランス体操、ストレッチ体操、脳トレ、レクレーション)、散歩、おやつ作り、健康講話、月1回のショッピング 、月2回のミュージックケア(音楽に合わせた体操や、懐かしい唄を歌う音楽療法)、映画鑑賞会、カラオケ会 、園芸・・・などなど。

これだけの活動があるので退屈しません。

もともと社交的なおばあちゃんは楽しんでいるようです。

なにより母と過ごす時間が増えたのが良かった

色々と良かったことを挙げましたが、何より毎月、美容院や病院に母に連れて行ってもらえることが嬉しい様子です。冬には温泉に外出して美味しいものを食べたりもできています。

ちょっと心配なのが、認知症の進行が進んだように見えること。ボーッとしていて、返事しない時が多々あります。1年中暖かくて、衣食住が自動的に与えられる環境が良くないのかな・・・と変に考えてしまうこともありますが、年齢もあるしそんなもんなのかなぁ、と。

総合的には、命の危険も無く、孤独も無く、良かったんじゃないかと孫としては思います。

\ SNSでシェアしよう! /