パラレルキャリアとして複数のライター業務やサイト運営をしております野田です。
前回の記事【医療介護職だから知っておきたい「働き方改革」】は読んで頂けたでしょうか?
今回の内容の背景となる記事なので是非読んで頂ければと思います。
病院や施設勤務をしながら勤務外でさまざまな活動をする。
理想としてそういった気持ちを持ちながらも、就業規則というハードルを超えられない方も多いので はないでしょうか?
個人的には、まごまごしている間に時間は過ぎてしまいますので、やりたいことがあるならば早々に上司や管理職の方に相談することが重要だと感じています。
ただ、こう提案すると往々にして「自分のやりたいこと」だけを前面に押し出してしまう人が多いので、そこは慎重になってほしいところです。
自分が管理職ならどう考える?
部下が「就業以外でこういうことをしたいんです!」と訴えてきた時、あなたの判断基準は何になるでしょうか?
当然ですが、日頃の働きや勤務態度については言うまでもありませんよね。
勤務として最低限求められていることをできていない人間にチャンスを与えるほど、世の中甘くはありません。
また、勤務外で他のことをして、勤務に影響が出るような人材なら到底許されません。
ここは日頃の信頼の積み重ねも大切になります。
そういったマイナス部分を念頭に置いたうえで、管理職側が次に考えるのが「事業所へのメリット」でしょう。
「勤務外の活動により、うちにどんなメリットをもたらしてくれるのか?」
管理職側には至極当然の発想なのですが、実はこれを考えていない一般職は非常に多いです。
(Photo by Fotolia)
勤務先へのコミットを大切に!
その活動を通じ、勤務先にどんなメリットがあるのか?
これを考えないで自己のやりたいことだけを押し通すというのは、いささか虫がよすぎます。
また、仮に活動が事業所に直結しないのならば、日頃の勤務において他の人以上の働きを提供することが重要です。
で、なければいわいる「本業に身が入っていない」というレッテルを貼られてしまうでしょう。
あなたの働きはほかの人よりもシビアにみられる。ということも理解せねばなりません。
ちなみに私の場合は、通常業務外で勤務先のホームページ管理や、自己活動では、業界外の方々ともお会いする機会も多いので、名刺交換などで勤務先の知名度を上げる広報的な活動を行うことでコミットしています。
また、場合によっては、いつでも自分の知り合った業界外と勤務先を繋げられる関係性も一部では構築しています。
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能力があがらないと続かない
勤務外活動を始めると、勤務先ではシビアに仕事ぶりをみられる一方、自己活動のマネジメントも行うことになります。
この時点で、人よりも日々の仕事量が多くなり、さまざまなことを思考する時間も確実に増えているでしょう。
勤務外で活動をすると、仕事の処理能力を上げないと追いつかないですし、人を育てる重要性も強く感じます。
正直言って、浅い気持ちの「やりたい」だけでは済まないことも多々あります。
ところがそんな生活をしていると、ふと、自己マネジメントをマメに行っていることに気付くはずです。
あえてそういった環境を自分で作ってしまうことで、能力アップやキャリアアップ、人脈などが構築されていきます。
そういった意味でも勤務外で活動を広げることは大事だと言えます。
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まとめ
したい!やりたい!だけにとらわれず、その活動が社会や周囲にどんなメリットを与えるのか?これを考え提案すること。
このことはパラレルキャリアの大切な第一歩になります。
それでも話が平行線となったとき、現状のままでいるのか?職場を変えるのか?独立するのか?という次の選択肢が出てきます。
そういった話を含めて、勤務先とはよく話し合っていただきたいです。
一回きりの人生。
人生において主体的な選択ができるように、パラレルキャリアをひとつのきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
(Photo by Fotolia)
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