既婚者がパラレルキャリアを「ストレスなく」実践する7つの思考

2017.9.17 キャリア, ライフスタイル
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野田卓也

野田卓也

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キャリアアップというと、仕事の話題ばかり目立ちますが、既婚者はその土台に家庭というものがあります。

 

独身時代は、お金も時間も自分の意志で自由に使えましたが、結婚するとそうはいかない。パラレルキャリアとして複数の仕事を持つことは、同時に配偶者や家族の理解というものが必要になります。

 

特に結婚初期から夫婦間というのは何かと揉めることも多いです。

 

誰しも揉めたくて揉めるわけではなく、ちょっとした声掛けや行動のすれ違いから、起きることがほとんど。。

 

しかしこれがとんでもないストレスを招くこともしばしばあります。

 

そこで今回は、「結婚生活で互いにストレスを抱えない7つの思考」についてご案内します。

(photo by Fotolia)

結婚生活で互いにストレスを抱えない7つの思考

1.相手は自分ではない

まずもって、至極当然ですが、相手は自分ではありません。自分と考えや行動が一緒なわけがない。以心伝心は不可能ですので、考えも行動も違って当然という前提を持っておきましょう。

2.結婚とは無謀な共同生活である

育った環境、教育、食べ物、周囲の人々etc..

 

たとえ同じ国で育っても、同じ地域で育っても、育ちの微細な相違はあり、その違いが感覚のズレや、考え、行動のすれ違いを引き起こし、大きなひずみになります。

 

正直、血を分けた兄弟でも姉妹でも喧嘩をするのに、揉めないほうがおかしいのです。

3.怒りは期待の裏返し

なぜ相手に腹が立つのか?

 

それは「相手が自分を理解してくれないから」。

 

そして「相手が自分の期待を裏切るから」。

  • 自分はこれだけ頑張っているのになんでわかってくれない?
  • せっかく洗濯物を畳んだのになぜ畳み方に文句を言う?

もしくは、

  • 便座のフタは閉めるように言っているのに、なんで閉めてくれない?

炊飯器のご飯が炊き上がったら混ぜるように言っているのに、なぜ混ぜない?

 

相手が自分の行動を理解してくれる期待、自分の要望を遂行してくれる期待、完璧に応えてくれるという前提をお互いになくしませんか?

4.善意を踏みにじる言葉は慎む

先にも挙げた洗濯物の畳み方。最近は干し方なども揉めるそうですが、良かれと思ってやったことが否定されるのは辛いです。

 

「こんな畳み方とかマジ迷惑!」

 

とか言われたらたまりませんよね。

 

相手がしてくれたということは家事に参加する意志があり、助けてあげたいという想いがあります。

 

なので、してくれたことに感謝しつつ、「楽で形を整える畳み方があるから今度は一緒にしよう」とか、優しい言葉があるとお互いに救われるのではないでしょうか。

(Photo by Fotolia)

5.習慣を変えるのには時間とストレスがかかる

指摘したことを何度言ってもできない。だから腹が立つ。

 

けれども、今までなかった習慣を変えるのはとても大変なこと。

 

無意識レベルでやっていたことを、一度、意識下に戻し、無意識に落とし込むのは時間とストレスがかかります。

 

たとえるなら「今から歩き方をがに股にしなさい!」と言われて、ずっとできると思いますか?

 

もし相手に行動変容を促すときは攻撃的にならず長い目で。相手の行動を育てているのですから。

6.爆発する前に手を打て

当たり前ですが、言いたいことをため込んで、あることをきっかけに爆発してしまうと、その余波は時間的にも精神的にも多大なものとなります。

 

小出しに冷静に話をする時間を常々持っておきましょう

7.感謝の表現を忘れない

一言の感謝の言葉も大事なら、特別な日に外食に行くなど、感謝の時間を設けることも重要です。

 

そういった感謝の表現、忘れてはいませんか?

(photo by Fotolia)

 

まとめ

ここまでの7つの思考。まったく特別なものはありません。

 

ただ、どちらか一方だけが遂行すると間違いなく過剰なストレスがかかります。

 

夫婦とはお互い様であり、助け合うもの。そして揉めるものです。

 

そういった前提を大切に、パラレルキャリアの土台をしっかり築いていきましょう。

 

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