【実録】病院閉鎖!不意な解雇・・・果たしてパラレルキャリアは身を助けるのか!?

2017.10.25 キャリア, ライフスタイル
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野田卓也

野田卓也

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皆様、いつもお読みいただきありがとうございます。

 

病院勤務でパラレルキャリア実践中の野田です。

 

前回(「病院」が閉鎖、「介護施設」に転換、セラピストは半数解雇・・・!その時あなたはどうする?)は、私が勤務している職場で起きたセラピストの解雇のお話をお伝えしました。

 

それにからみ今回は、パラレルキャリアにおいてシビアなテーマである”メインの勤務先”を、他の仕事を持ったまま変えられるのか?を実体験をもとにご紹介しようと思います。

(photo by Fotolia)

パラレルキャリアでありながらメインの職場を変えられる?

基本的にパラレルキャリアでは、どの仕事もフラットに”本業である”と考えているのですが、やはり社会保険に加入させてもらっている勤務場所(私の場合は病院)がメインの勤務先という認識になります。

 

このメインの勤務先で認めてもらうことからパラレルキャリアはスタートします。

 

その点に関しては以下の過去記事をご参照ください。

病院勤務でありながら副業?-その障壁と実践例-

やりたい!だけじゃ成立しないパラレルキャリア

 

また、いくら世の中が副業解禁の流れになったとはいえ、病院勤務でありながら複数の仕事を掛け持つことを許してくれるところはそうそうありません。

 

と、なるとパラレルキャリアの人間が、メインの職場を変えるには、”パラレルキャリアを捨てるか?”

 

もしくは、”他でやっている仕事を完全に事業化し独立するか?”という二択しかないのでしょうか?

 

ところが実はそうでもありません。

(photo by Fotolia)

自分が「価値ある人材」であれば求めてくれる場はある!

 

私事ですが、前回お伝えしたとおり、私が勤務している病院は、地域医療構想の流れに伴い、介護施設に転換しました。

 

これによりリハビリスタッフも助手は全員退職となり、セラピストも半数を減らすことになったのです。

 

そんな中、私に声をかけてくれたクリニックさんがありました。

 

そこのリハ科長さんは、母校の先輩であり、度々お世話になっていたのですが、「よかったらどうだい?うちの院長先生や事務長と話をしてみては?」と話をくださったのです。

 

お誘いに感謝はしつつも「こんなに色々やっていたらダメだろうな」と、諦め半分で伺ったところ「素晴らしいことですよ!業務をしっかりやってくれればいいんだから!地域活動にも繋がるし問題ないですよ!」と、むしろ応援してくださり、あっさりと決まってしまいました。

 

私の不安とは裏腹に、対外的な活動をとても評価してくださったというのが印象的でした。

 

こういった裏で「交渉力」や「自分自身の強みの魅せ方(自己アピール力)」などパラレルキャリアで磨いた技術が活きたことは言うまでもありません。

(photo by Fotolia)

それで・・・結局のところ、パラレルキャリアは身を助けるのか?

今回、パラレルキャリアの身でメインの職場を変わるという稀有な事例となったわけですが、結果として条件面は良くなり、パラレルキャリアも継続する形となりました。

 

芸は身を助けるではないですが、地道な仕事や活動が人の縁をつなげてくれた結果です。

 

また、医療介護分野でも柔軟な姿勢を持たれている経営者は増えています。

 

そういった方々に、自分の活動が”どう社会に貢献しているのか?”について、自信をもってプレゼンできれば、パラレルキャリアの継続も難しくはありませんし、むしろその活動成果が自分を助けてくれるでしょう。

 

いろいろと個人的にはドタバタしたのですが、今回の経験が、皆様の今後に役立てば幸いです。

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