2016年秋公開の「真白の恋」。
今話題の北陸(富山県)が舞台です。
公開が待ち遠しいわけですが、
障害者ってそもそも恋愛をしたらいけないの?っていう疑問がわきました。
私はまったく恋愛が得意ではないのですが、
公開前とはいえ、不憫な真白ちゃんを応援せずにいられません。
恋愛をする権利はあっても、好きになってもらえるとは限らない
障害者は健常者と違って恋愛が不器用なものになりがちです。
障害者は相手の気持ちをちゃんと理解できなかったりします。
(相手の方も、障害者に対して遠慮があって、厳しく接することができなかったりしますもんね。)
その結果、相手の方や周囲に多大なご迷惑をおかけし、トラブルになることもしばしばです。
障害者の恋愛は、
誰かが(もちろん本人も)傷つく&迷惑が及ぶリスクがあります。
それでも、
それをわかった上で、
障害者であっても、人を好きになってしまうのが現状ではないかなと思うのです。
障害者に恋愛をする資格がないというのは、酷だと思います。
人を好きになり、この世界を好きになる権利を障害者は持っているはずです。
ただ、いろんな方面へ迷惑が及ぶから、障害者は恋愛を自粛しろという話になっていくのではないかと思うのです。
恋愛の損得
障害者にギブ&テイクを求めても、返ってくるものが少ないことは容易に想像がつきます。
損得勘定で恋愛をする人(聞こえは悪いけど、意外と多いと思います)であれば、障害者は恋愛対象として割にあわないはずです。
あるいは、障害者の弱みを握って、障害者から搾取する人もいるかもしれませんね!
障害者である自分のことを振り返ってみると、
極端に利用されるか、あるいは極端に相手に負担をかけてしまうかどちらかだったような気がするのです。
でも本当は人を好きになりたい
人を好きになることによって、元気になったりしませんか?
嫌いな人しかこの世にいなくて、いつも「障害者」「障害者」とばかり言われてたら、元気なくなりませんか?
私は、許される限り、人を好きでいたい人です。
許される限りですが。
障害者に好きになられたら、多くの方の感覚からしたら、「お気の毒」「ご愁傷様」じゃないかと思うのです。
だから障害者は高望みしたらいけないなぁと思います。
障害者の永続的な幸せというのは、本当は「高望みしないこと」なんじゃないかなと思うのです。
好き!という気持ちよりも、ちょっと相手の幸せを願う気持ちがまさったら、
お互いにとってちょうどいい関係性になれるんじゃないかと思います。
以上、障害者の恋愛話でした。
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