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止まらない「くよくよ」
とある大手企業をやめてからというもの、くよくよに拍車のかかっている障害者のさややです。
(コメディな話をしなくちゃいけないのにすみません!)
賛否両論あると思いますが、自分なりの責任感で真心こめてやってきた仕事を否定されて、「あなたはこの仕事に向いていない」と皆からそっぽを向かれたショックからはなかなか立ち直れません。
私の知り合いでも、有能な人が入ってきて、上司からはっきりと「(その方は)あなたより有能だ」という話があり、派遣切りにあった方もいます。
変化していく企業は強いと言われます。
私たちは、企業の内でも外でもたえず競争にさらされており、そのストレスは計り知れません。
企業も生き物と同じで新陳代謝(=新しいものが古いものと次第に入れ替わること)をして成長していきます。
ただ、私や知人のように、企業の新陳代謝で役目を失い、心に傷を負う人も少なくはないんだろうなと思います。
私や知人は、いわゆる「職場にフラれた」人間です。
職場のことを愛していたにも関わらず、職場の方から「あなたのことは必要としていません」と言われた人間です。
そこで今回は、「職場からフラれたときの対処法」と題して、
・時代錯誤な企業戦士として働くことが夢だったけどフラれた人
・企業戦士(もとい社蓄)として働いてきたけどフラれた人
・そこまで頑張っていないけどフラれた人
などのために、勤めた職場を忘れる方法について書きたいと思います。
なぜ私たちはこんなに傷ついているの?
何で職場にフラれたくらいで私たちはこんなに傷ついているんでしょうか。
考えられる理由ですが、私は次のように考えました。
・仕事のことが大好きだった
・会社のことが大好きだった
・上司のことが大好きだった
・仕事をしている自分が大好きだった
・叱られるとすぐ自分が悪いと思い、いたらない点を反省していた
仮にもし、一個も当てはまらなくても、
・いつも責任感や使命感に燃えて仕事をしていた
・自分を犠牲にして頑張ってきた
という方がいたら、その方も職場にフラれたときに傷つくタイプだと思います。
私たちが職場にフラれて傷つくのは、仕事の中身そのものだったり、関わる人だったり、会社だったり、仕事をしている自分自身が(・・・時に自分を犠牲にしてまで責任もって仕事をやり遂げる自分自身が)大好きだからではないでしょうか。
そして、それらの感情は時として会社への「依存心」として社会から評価されるのかもしれません。
「依存心」が「執着心」となって、職場を離れてからも、私たちを苦しめているのだと思います。
職場からフラれた私が続けていること
私たちはどうやったら立ち直れるんでしょうか。
私が実践している4個の対処法をご紹介します。
(これが正解とは限りませんが、私なりにベストなやり方だと思って実践しています。)
恋人を忘れる気持ちで
もし彼氏・彼女にフラれたら、皆さんはどうしますか?
・泣く
・話を聞いてもらう
・趣味に没頭する
・日常に没頭する
などなど。いろんな忘れ方があると思います。
会社を忘れることは恋人(人間)を忘れることと一緒です。
無力感を克服
私たちは、自分の無力さにがっかりしている部分があるようにも思います。
無力さを受け入れ、克服していくプロセスも必要なんだと思います。
今の仕事を通して、「できること」「できたこと」を増やしていくことが大切です。
自信を回復させなくてはいけません。
受動的な姿勢を改める
「フラれた」っていう考え方を改めなくてはいけないのかもしれません。
「フラれた」という言い方はかなり受動的です。本当は私たちは常に私たちの選んだ道の上を歩いているのかもしれません。
また、「たら」「れば」はよくないよ、と知人が教えてくれました。
「たら」「れば」とは、「もし・・・していたら」「もし・・・していれば」のことです。
「過去」をくよくよしても仕方ないということです。
「今」に最善を尽くして結果を出す
仮に私がいたポストで別の人が(かつての私とは違って)大活躍していたとしても、「私は今のポストであなた以上に大活躍しているんだから」と言えるほどの「現実」を築き上げていく。そうすることで、かつての職場とそこで働く今の担当者を見返すことができます。
結局のところ、「今に集中すること」が、職場にフラれた私たちのやるべきことではないかと今は考えています。
私は、職場にフラれてからもう4年近くたちます。
くよくよを少しでも減らせるように、これからも今の職場でいい実績を築けるように頑張ろうと思います!
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