新人理学療法士における解剖学・生理学・運動学の知識の活用方法とは?

2016.7.3 新卒訪問理学療法士, キャリア
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こはる

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コメディカルな職種の方々はみんな通ってきただろう

解剖学・生理学・運動学

などの基礎といわれる様々な「知識」

 

皆さんはこれらの知識をどのように臨床の場面で活かせていますか?

せっかく勉強した知識。

 

仕事ではもちろんのこと、プライベートでも活用したらおもしろいっ!

ということを感じたので、今日はそのことについてお話します。

今回も三部構成でお話しますね(^^)

 

1.基礎知識が置かれている現状

2.基礎知識に秘められた力と魅力

3.今ある知識が輝くために・・・。

 

あくまでも私が感じたことなので、

これ以外にも基礎知識との付き合い方はあると思います。

それぞれとっても、すばらしい素敵なものです。

私の考えひとつが正しいという訳ではなく、

一人ひとりが自分なりの意見を持てたらいいな、

という思いで発信しております。

 

そのため、何かご不明な点などございましたら、

ご意見・ご質問などいただけるとうれしく思います♪

それでは本題へ、、、。

 

1.基礎知識が置かれている現状

解剖学・生理学・運動学の授業。

皆さんにとってはどんな存在でしたか?

私は結構好きでした。

身体について学びたい!

という思いが理学療法を学ぼうと思ったきっかけだからかもしれませんが、、、。

好きな人も嫌いな人もちょっと考えてみてほしいことがあります。

それは

「なぜ学んでいるのか?」

「この知識が何になるのだろう?」

ということです。

解剖学が好きな私も、嫌いな友人も

 

覚えて終わり。満足。忘れる。

 

というサイクル。

 

国家試験でもこの基本分野は大切だといわれていても

なかなか覚えられない(::)

これが多くみられる現状なのではないでしょうか?

それってちょっともったいないと思いませんか???

せっかく学んだ知識たち。

そっと息を吹き込んで、生きた知識にしていきたいものです。

 

2.基礎知識に秘められた力と魅力

基礎知識の活かし方の可能性は無限大。

絵や文字を使って説明される

 

解剖学(身体の構造。設計図的なもの。)

 

生理学・運動学(身体の仕組み。機能の説明みたいなもの。)

 

「構造と機能は繋がっている」という言葉を耳にししたことがあるのですが、

そのくらい構造と機能は密接に繋がっており、

大切な情報なのであると感じています。

 

そんな基礎知識の魅力は、、、

 

1「知識を組みあわせることでいろんなものを生み出せること。」

 

2「知識を立体的に積み重ねていくことで、

  知識がじんわりと、でも確実に、ひろがっていくこと」

 

3「会社などの組織の運営方法、理学療法介入、コミュニケーションなど

  日常生活を円滑にするヒントが隠れていること」

 

です。

まだまだ分からない世界だからこそおもしろい。

基礎という知識を土台として、

一人ひとり個性をもって働くことができたらな~

と思っています。

 

3.今ある知識が輝くために・・・

今あるものを輝かせる。

抽象的で分かりにくいかもしれませんね。

「輝く」というのは

「生かす、生きたものにする」という感覚です。

そして、

「生きたものにする」というのは、ここでは

「現実世界に変化を与えうるものにする」という感覚で使っています。

たとえば、、、

学んだ解剖学・生理学・運動学の知識によって

患者さんを評価する目線が増えたり、

患者さんを介助する方法が変わったり、

自分の身体の使い方が変わって、楽に動けるようになったり、

などなど、、。

 

ほらほら可能性無限~!!!

 

マニュアルや治療法の情報がたーーーくさんある今の社会。

今何を選択するべきか?を選択する力が重要であるとわたしは考えています。

そして、その選択する力を土台として、

ひとりひとりが自分なりの考えを持ってアプローチしていけたらいいな

と思います。

 

ゴールのない道で、時間もかかることですが、

誰でも今すぐ簡単にはじめっれることではありませんか?

 

さて。

解剖学・生理学・運動学の教科書はどこにありますか?

そして、

その中の知識のなかで

今目の前にいる患者さんや利用者さんに繋がりそうなものは何でしょう?

少し思いをはせてみませんか?

 

きっと何かが見えてくるはず・・・♪

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