医療・介護職の方たちの魅力についてお伝えしております。
(参照:患者から見た、医療・介護職(支援者)の仕事の魅力について 1)
前回お伝えできなかった話のつづきです。
魅力その4 心と技と体
スポーツなどでよく聞く「心・技・体」。
本来の意味の「心・技・体」は柔道の用語で、仕事の場面で使うことはあまりないかもしれません。
しかし私は医療・介護・福祉の方たちは「心・技・体」を兼ね備えた方たちだなぁと思っていつも感心して見ています。
心だけで、技の伴わない仕事って仕事と言えるでしょうか。
例えば私が、「真心こめてお客様をお迎えします!」といいながら、お客様にあいさつをしなかったり、あるいは間違った手続きをしたら、それはいい仕事とは言えません。いくら私が心で「真心こめて!」と思い、口にしたとしても、間違った手続きをされたお客様からしたら、到底そうは思えません。
もしくは、
心だけで、体の伴わない仕事って仕事と言えるでしょうか。
例えば私が、「一生懸命頑張ります!」と心では思い、口でそう言いながら、実際はいすにもたれてぐたーっとしていたら、それはいい仕事とは言えません。本当に一生懸命頑張っている人は体が動いているはずです。
このように本当に人から評価される仕事は心の面で、技の面で、体の面で、評価されるはずなのです。
医療・介護・福祉の方たちの「心」はいつも優しくてあたたかいです。
自分だけでなく、他の人のことを大切に考えているのだと思います。
そして、専門的な知識や技術をお持ちです。
たくさん勉強されてきたことでしょう。
しかも、実際に体を動かして、私たち患者のために時間を作ってくれるのです!
私の考える医療・介護・福祉の方たちは、過去に心と技と体をバランスよく鍛錬した方たちであり、
今現在も他人の為に心と技と体をバランスよく発揮し、
前回の記事(参照:患者から見た、医療・介護職(支援者)の仕事の魅力について 1)でもお伝えしたように、
口先だけになりがちな「滅私奉公」が、心の面で、技術の面で、体の面で、できている方たちなのです。
いかがでしたでしょうか。
ひとりの患者の目から見た医療・介護・福祉の方の魅力です。
医療・介護・福祉に携わる方たちや、
それらの業界を目指す方たちの参考になればいいなと思います。
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