医療職の「笑顔」が医療の質に影響する?医療職が職場で「笑顔」でいるための4つの提案

2016.11.6 いい話, ライフスタイル
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さやや

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コメディライターのさややです。

医療や介護の現場の過酷さをよく耳にします。

 

例えば、看護師の場合。

 

看護師の仕事は3Kではなく9K!?

 

□ きつい

□ 汚い

□ 危険

□ 過酷

□ 給料が安い

□ 休暇が取れない

□ 帰れない

□ 婚期が遅れる

□ 化粧がのらない

 

出典:ナースシェア

 

私は医療・介護の現場で働いたことがないのですが、

こんな過酷な職場で働いていたら、きっと笑顔を忘れちゃうだろうなぁと思います。

 

でも、「笑顔」の多い医療職の方が、きっと患者さんも心を開いてくれるし、

一緒に働いている医療職からの評価も高いと思うのです。

 

私の周りは「笑顔」の医療職で溢れています。

その方たちを観察し、

「笑顔」の医療職の特徴をまとめました。

 

 

笑顔の多い医療職の方たちの特徴

その1 ささいなことで喜べている

ささいなことで喜べること。

別の言い方をすると、感謝の気持ちで溢れています。

 

「ありがとう」の反対の言葉をご存知でしょうか。

「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」有るのが難しいこと、です。

 

つまり、答えは「あたりまえ」。

 

どんないいことがあっても「あたりまえでしょ」と感じていたら、当然笑顔はなくなります。

ささいなことでも「ありがとう!」「うれしい!」「ラッキー!」と感じていたら、きっと笑顔が増えていきます。

実際、この世界にあたりまえなことなど、なにひとつないかもしれないのです。

私の周囲の医療職は、「大丈夫!」「あなたはできる!」と口にします。

例えばみんなで出かけた農作業だったり、なにかひとつの出来事が、私からしたらすごくささいなことでも、

医療職の方にポジティブな言葉で意味づけされることによって、

障害者の私も笑顔になり、うれしくなったものです。

 

その2 ポジティブ

私は非常にネガティブなので、すぐに悪い方へ悪い方へと考える癖があります。

病気のときは、認知機能障害が加わって

現実そのものに対してひどくゆがんだ解釈をしたものです。

(参照:統合失調症の陽性症状で感じた当時のガチな気持ち。〜 病気を客観的に捉えることの大切さ 〜

しかしそれをやっても意味がないということは、周囲の医療職から教えられました。

 

人それぞれいろんな考え方があって当然だし、しかもおせっかいだと考える人もいます。

人は自分ではないし思い通りに動かないので、

人をポジティブにすることはすごく骨が折れる仕事のような気がします。

ですが、私の周囲の医療職は、

私がネガティブな考え方をすると、「もっとポジティブにならないと」と教えてくれたものです。

実は、医療職の方々は「認知療法」「認知行動療法」という形で私を支援してくれているようです。

 

その3 環境のせいにしない

環境が悪いから自分は笑顔を失うんだ。失ったんだ。

そう考えるのは簡単です。

 

「置かれた場所で咲きなさい」

 

という言葉もあります。

全ては置かれた環境のせい、ではなく自分自身がどのようにその環境で咲くか、が大事です。

私の周囲の医療職がもし環境のせいにして(例えば、私たち障害者のせいにして)

笑顔のない方たちだったら

私もいたたまれない気持ちになったでしょう。

環境を言い訳に

周囲に笑顔を見せず、当たり散らす可能性だってあるわけです。

 

本当の幸福感とか笑顔は、自分の内側から湧き上がるものなのだと思います。

自分の内側から湧き上がる幸福感は、おそらくその1の「感謝の念」とかその2の「ポジティブ」から来る幸福感です。

 

まさに

「幸せは自分の心が決める」です。

 

その4 協力的

人。

職場。

いずれにせよ

協力的な人は協力的だし、非協力的な人は非協力的なものです。

 

もちろん、双方に言い分はあります。

しかし、私の知っている医療職は、とても協力的な方たちが多いです。

 

協力的であることの大切さを知っている方たちなのだと思います。

 

例えば

みんなで力を合わせたら何でもできることを知っているのかもしれないし、

逆に力を集結させることができなかったら、できるものもできなくなるということを知っているのかもしれません。

協力的な人の周りには、笑顔が溢れています。

 

誰かの足を引っ張ったり

組織の中で体制批判をしたり

そんなことばかりに力を注いでいる方は、きっと笑顔を失うのでしょう。

 

あえて私からいうと

 

「医療職同士の関係が悪い環境

連携がとれていない環境での支援は正直受けたくありません」

 

もし疑問がわいたとしても、協力しながら、その疑問をぶつけることだってできるはずです。

 

 

*******

笑顔の医療職のお陰で私はどれほど救われているかわかりません。

医療職の皆様の周りにもきっとひとりは「笑顔の医療職」がいると思います。

過酷な職場環境ではあると思いますが、皆様が笑顔で働いていただけたら、いち障害者として、こんなうれしいことはありません!

 

 

 

 

 

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