地域包括ケア成功のキーマン?「生活支援コーディネーター」

2017.3.26 在宅医療, 在宅介護
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地域包括ケアシステム構築の鍵を握る「生活支援コーディネーター」をご存知でしょうか?

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生活支援コーディネーターとは?

生活支援コーディネーターは、高齢者の生活支援・介護予防サービスの体制整備を推進していくことを目的とし、地域において生活支援・介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能(主に資源開発やネットワーク構築の機能)を果たす者と定義されています。

具体的には日常生活ニーズ調査や地域ケア会議等により、ボランティア、NPO、民間企業、社会福祉法人などの多様なサービス提供主体における取り組みや、

地域高齢者のニーズを十分把握した上で、それらをコーディネートし、時には新たな地域資源を発掘しながら、地域全体で高齢者を支えるネットワークを構築してくことが主に求められます。

具体的な役割とは?

 ①地域のニーズと資源の状況の見える化

 ②地縁組織等多様な主体への協力依頼などの働きかけ

 ③関係者のネットワーク化

 ⓸目指す地域の姿、方針の共有、意識の統一

 ⑤生活支援の担い手の養成やサービスの開発

 ⑥ニーズとサービスのマッチング

つまり、生活支援コーディネーターが設置されることで地域ニーズと地域資源がマッチングし、より継続的・包括的な生活支援・介護予防サービスを展開することができます。

 おわりに

生活支援コーディネーターは上記に限らず多様な役割を担うことが想定されており、資格要件に職種は問われていません。

普段から地域を見つめ、分析することができていれば、生活支援・介護予防の専門家である在宅医療・介護従事者にはその役割を果たす資質・能力が備わっているかもしれません。

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