「健康格差」って聞いたことありますか?
最近、ニュースや新聞、雑誌などにも多く取り上げられている言葉ですよね。
この「健康格差」が所得や運動を含め様々な要因によりもたらされることがわかってきました。
本日は、「健康格差」についてリハビリ専門職としてどう関わっていけるかを考えていきます。
ハイリスク・アプローチとは何か?
現在の日本は放置できないほどの健康格差が認められる
その中で、ハイリスク者をスクリーニングして、その人
メタボリックシンドロー
かつて結核対策などでは、ハイリスク・アプローチは大き
しかし、異常者をスクリーニングして手立てをとるハイリ
①リスクが比較的少数の特定の異常者に限ってみられる
②ハイリスク者をみつける方法が確立されている
③ほとんどのハイリスク者に対する長期間にわたり有効な治療法が確立されている
④それ(③)が現実的にほとんどの人に提供可能である
かつての結核対策などでは、これらの条件を満たしていま
実際に、スクリーニングの費用がかかるわりに、要介護状
このように、上記4条件を満たさない介護予防や生活習慣
今、求められる「ポピュレーション・アプローチ」とは?
では、どうしたらよいのでしょうか?
異常値を示す人にだけ介入するのではなく、正常とみなさ
これが、ポピュレーション・アプローチです。
タバコを例にあげると、職場・公共空間を禁煙にし、広
今後、リハビリ専門職が地域で求められることは、ハイリ
おわりに
現状、リハビリ専門職がポピュレーション・アプローチを
つまり5年で社会疫学研究やその理論や知見を生かした実
残されている期間は約5年です。
医療、介護職としてできること、やれることはたくさんあります。
参考:健康格差社会への処方箋
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