【注目】各市町村 20年後の未来予想図「未来カルテ」とは?

2017.11.15 在宅医療・介護用語, 在宅介護
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30年後の未来は想像できますか?

みなさんは10年後、30年後の自分の住んでいる地域の未来を想像できますか?

 

平成29年10月30日、千葉大学大学院の倉阪秀史教授らは「人口・高齢化・産業・医療・介護・保育など2040年の全国の市町村の姿が一瞬でわかる『未来カルテ』」の無料ダウンロードを開始したのをご存知でしょうか?

 

「未来カルテ」には各種統計データを活用して人口減少社会・少子高齢化社会が継続した場合の2040年の全国の各市町村の状況を予測した結果が記載されています。

 

その中には、産業構造や、保育、教育、医療、介護の状況、公共施設・道路、農地などの維持管理可能性など約10分野について記載されており、5年毎の推移をシミュレーションしています。

 

そのため、「未来カルテ」を活用する事で今後の地域の展望がより具体的に可視化できるようになります。

 

(photo by Fotolia)

「未来」に向けて仮説を立てて、「今」何ができるかを考える

 

より一層人口減少社会や少子高齢化社会のインパクトに気づく事ができるだけでなく、社会を支える基盤をどのように確保していくかといった長期的な視点を持つ事ができるのです。

 

そうする事によって、生活に必要な機能を一定範囲に集め、無駄の少ない効率的な生活・行政を目指すコンパクトシティ化がより構築しやすくなる可能性が示唆されます。

 

また、「未来カルテ」の情報は、将来の地域を担う中学生・高校生が2040年の未来市長として政策提言を行う「未来ワークショップ」といった、将来の課題に気付くためのきっかけ作りにも一役買っています。

 

こうした取組みがきっかけとなり、地域を担う人材を育成していく必要があります。

 

皆さんの活動する地域の市町村のデータに一度目を通してみてはいかがでしょうか?

 

知らなかった地域の一面を知るきっかけになるかもしれません。

(photo by Fotolia)

ダウンロードはコチラ(参考資料)

OPoSSuM 未来カルテ 発行プログラムのダウンロードを始めました!

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