お金をかけず、今すぐにできる親孝行を考えてみた

2016.1.16 ライフスタイル
この記事を書いた人
編集部員

編集部員

この記事をシェア

LINE
この記事が気に入ったらいいね!

大人になり自分の力で生きていけるようになれば、家庭を持ったり親元を離れて暮らします。

「いつかビッグになって両親に親孝行するんだ!」そう言われるだけでも親は嬉しいものです。

しかし、現実はそう甘くはありません。自分や家族を支え、生きていくのが精一杯になり、気付けば自分も40代後半…親孝行するという約束が果たせないということも有るかも知れません。

そもそも親孝行にお金は必要なのでしょうか。今回は、お金をかけずに親孝行する方法をいくつか紹介していきたいと思います。

1、 こまめに電話をかける

特に用事が無くても、電話があるだけで嬉しいものです。私はよくこれを実践します。

その日あった、どうでもいい出来事でも、仕事の話でも、子供の話でも、とにかく何でも話しましょう。年代が10年も代われば考えていることや価値観がかなり違ってくるものです。お互い話し合い、刺激しあい、頭を使うことは認知症やボケの予防にも効果的です。

2、 一緒に近所で買い物したり、散歩する

離れて住んでいるとなかなかできませんが、もし同居している場合、気分転換に近所をブラブラしたり、一緒にドライブに出かけたり普段の日常を彩るのは、そんな何気ない一コマだったりするものです。両親は、「わざわざついてこなくてもいいよ」と言うかも知れませんが、それは「面倒だろうから」ついてこなくてもいいよというニュアンスが含まれていると思います。自分が親になった時のことを考えれば、簡単に想像できると思います。

3、 わざと世話を焼かせる

親孝行したいのに世話を焼かせる?と思った方も居るかも知れませんが、実はこれがかなり効果的なのです。

具体的に言うと、「朝起きられないから起こして」とか「お母さんが漬けた漬物が食べたいから送って」など、簡単に叶えて貰えそうなワガママを言います。すると、親はいつまで経っても親なんですね、「しょうがない子ねぇ」と言いながらもこの子の為にはまだまだ長生きしないと、という気持ちになります。私はよくこの方法を多用するのですが、確かに自分の子供が完全に自立し、まったく世話を焼く必要がなくなったら少し寂しい気がしますね。

4、 タブレットや、携帯ゲーム機など通信機器の使い方を教えてあげる

使い方が分からない、とは言いつつ実は興味がある方が多いです。

総務省が発表した、平成26年通信利用動向調査(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/150717_1.pdf)によると、高年齢層のインターネットの利用率は60代で75.2%、70代で50.2%、どちらも4年前の平成22年度と比べて約10%も増加しています。そうなると、やはり興味はあるようです。

きっかけを作ってあげて、丁寧に教えてあげることで未知の世界が切り開かれて人生が楽しくなるのではないでしょうか。

5、 手を握るなど、スキンシップを増やす

昔、スキンシップが無い赤ちゃんが死んでしまったという恐ろしい例があります。それほど、肌の触れ合いとは人間にとって重要であることがわかりますね。それは歳を取っても同じことです。人の温もりがもたらす効果はストレスの軽減や病気になりにくくするとも言われています。実際に、おじいちゃんやおばちゃんの手を握ってあげたら嬉しそうな表情をしていますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか、お金をかけずに今すぐできる親孝行、きっとこれら以外にもまだまだたくさんあると思います。自分が親になった時のことを考えたり、普段のちょっとした気遣いで、じゅうぶん親孝行です。

やはり大切なのは、お金より愛だと、再確認することができました。皆さんも今日から実践してみてはいかがでしょうか?

\ SNSでシェアしよう! /