マイナス金利導入 北陸の「医療・介護・福祉」に頑張ってもらいたい理由

2016.2.9 ライフスタイル
この記事を書いた人
さやや

さやや

この記事をシェア

LINE
この記事が気に入ったらいいね!

2016年1月29日、日本銀行はマイナス金利政策を導入しました。

「黒田バズーカ第3弾」と呼ばれているようです。

シナリオに狂い!?

マイナス金利を導入すると日本はどうなるのでしょうか???

 

非常にわかりやすい記事を見つけました。

http://www.goodbyebluethursday.com/entry/negative-interest

 

想定されていたシナリオはこうでした。

国内の銀行(金融機関)は、日銀にお金を預けておくと、利息をもらうどころか手数料を没収されるため、預けておく意味がなくなります。そこで、民間の企業に融資します。民間の企業は低い利率でお金を借りることができるようになるため、積極的に投資(設備投資)を行います。お金が出回ることで、働く人の賃上げが期待できます。

また、お金は金利の低いところから高いところに流れる傾向もあるため、円が売られ、円安になることが予想されます。

円安になれば、輸出産業を中心に、業績が改善し、株価も上がると考えられていました。

 

しかし、2月に入ってからというもの、期待されているほど円安株高にはならなかったというのが現状です。

 

北陸の「医療・介護・福祉」に頑張ってもらいたい理由

私が知る限りでは、2015年くらいから、政府は内部留保のある民間企業に対して積極的な設備投資を呼びかけていました。

それに対する民間企業のリアクションの中には、困惑した声が多くありました。

「日本の市場は、少子高齢化や人口減少で縮小していくから、投資に値しない」という声もあったように思います。

 

確かにそうです。

しかしマイナス金利となった今では、投資が進まない限りは、マイナス金利にした意味がないようにも感じます。

 

今私が日本の中でも特に頑張ってもらいたい地域と産業があります。

それが北陸の「医療・介護・福祉」です。

 

理由1  北陸新幹線開業

北陸は2015年3月の北陸新幹線開業によって、非常に活気があります。

観光業界を中心に産業が発展し、大勢の人が北陸に集まっています。

JR西日本によると、北陸新幹線の開業から半年間(3月14日~9月13日)の利用客数は、前年同期の在来線特急利用客数と比べて約3倍の482万人にのぼり、

石川県の兼六園では、開業日から8月13日までの入園者数は前年同期比1・4倍の約147万人に増加したそうです。

著名な方が北陸に活躍の場を移したりもしています。

もともと「住みよさランキング」などで上位に来ることが多い北陸地方。

北陸は今が旬!ではないでしょうか。

 

理由2    地方創生

政府は、若い人や高齢者の地方への移住を推進しています。

政府が、パンクしそうなほどの増加を見せている首都圏の高齢者の地方移住を勧めており、その時代の流れを受けて、北陸に医療・介護・福祉の施設が増えていくでしょう。

特に、「日本版CCRC構想」といったものが地方創生のひとつとして浮上してきているようです。「シェア金沢」という北陸の施設に安倍首相が訪れたとも聞きます。

 

北陸大活躍の予感です!

 

私は北陸に投資すると儲かるということは決して言えない立場ですが、

北陸があつい!と自らが住んでみて実感しているし、北陸のこれからを楽しみにしている1人でもある次第です。

新幹線

\ SNSでシェアしよう! /