はじめまして。
リハビリ中のyukiです。
病気のため、日本でも、オーストラリアでも、沢山のお医者さんに受診する機会があったので、その体験談を発信していきたいと思います。その第一弾に専門医への受診についてお話ししたいと思います。
専門医への初診への道
日本では、専門医に受診する際は、大きな病院か、直接、個人でやっている専門医にいきます。専門医によりますが、予約なしで、診察が出来たり、遅くても翌週には、初診予約がとれるものです。
しかし!!
オーストラリアでは、専門医への予約の仕方は、日本とは、全く異なります。
まず、体の異変に感じた場合は、どんな場合でも、GP(General Practice)という、日本語でいえば、昔の町医者のようなところに行かなくてはなりません。その町医者は、どんな病気の診察も行います。怪我でも、風邪でも、鬱でも、なんでもです。その医者の判断の元で、どのような薬を出すのか、どこの専門医を出すのかを判断します。専門医にかかる必要があると判断された場合は、紹介状を書いて貰い、その紹介された専門医に自分で電話をして予約をとらなくては、なりません。
長いオーストラリア生活の中で、私は、精神疾患と指の小さな腫瘍で、専門医にかかる必要がありましたが、専門医にかかるためには、長い道のりがありました。
予約
精神科に行く様にと、紹介状をもらい、初診の予約の為電話をしたところ、
な、なんと!
1ヶ月待ちでした!!
私が滞在していたシドニーにも、日本人精神科医は居るようでしたが、その医者への初診予約をするとなったら、3ヶ月待ちです。
もう、精神的にボロボロで、一刻も早くみてもらいたいのですが。。。と頼んで、やっと、他の精神科医への初診に2週間待ち程度にして貰うのがやっとでした。世界的にオーストラリア社会は、日本社会よりは、少ないと思われがちですが、意外とオーストラリア社会でも、精神疾患が多いのかもしれません。
指に腫瘍が出来たときも、大変でした。まずは、町医者にいって、紹介状を貰って、ウルトラエコーを撮りに、自営業の放射線科に行き、その結果をもって、別の外科医の予約を取りにいくという、患者にとっては、なんとも面倒なシステムだなと思いました。
診察
日本の精神科医は、患者のペースに合わせて、ゆっくり話を聞いてくれますが、オーストラリアの精神科医は、物凄く話を早く終わらせようとします。(全員では、ありませんが)気分が、優れず、なかなか思った事を言えなかった時には、すぐ薬を増やすというあんばいで、私は、心も、身体も、ずいぶんボロボロになってしまいました。よくメディアでは、日本人精神科医は、他の国よりも、沢山の薬を出すと言っていますが、私は、そんなことは、ないと思います。
シドニーのような大都市の場合、日本人のGP(町医者)もいますので、出張、留学や旅行で、来豪される機会がありましたら、日本人のGP(町医者)について調べておくことをおすすめします。
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