こんにちは。
今回は介護サービスを利用して介護生活を送るにおいて重要なパートナーとなるケアマネージャー選びのポイントについて書きたいと思います。
目次
ケアマネージャー選びのポイントは
1.経歴や保有している資格
2.高いヒアリング能力・豊富なアイデア
3.サービス利用者の状況の変化に対応できる柔軟性
4.サービス利用者と居宅介護支援事業所に対し中立を保てるかどうか
上記の4点がケアマネを選ぶ視点で重要です。
では、一つずつ説明を始めます。
1.経歴や保有している資格について
そのケアマネージャーの経歴や持っている資格から、得意分野を知ることができます。
ケアプランや各種関係機関との連携のためにも、豊富な知識と高いマネジメント能力がケアマネージャーには求められます。
ケアマネージャーの資格は当然として、ソーシャルワーカー・看護師・保健師・介護福祉士などの資格を持っていたり、経験があるケアマネージャーであればその分野に「強み」を持ったケアマネージャーといえるでしょう。
例えば、看護師あがりのケアマネであれば、、、医療系サービス、医療依存度が高い時の対応に強いことが予想されます。
ソーシャルワーカーの経験がある方であれば、医療・介護の実務的な経験が無くても、介護保険に関わらず、様々な地域の社会資源の情報の保持、提供が強いことが予想されます。
ただし、資格の有無が「良い・悪い」の判断にはなりません。
あくまで得意分野は何か?ということのひとつの参考にしましょう。
2.高いヒアリング能力・豊富なアイデアについて
ケアマネージャーにはサービス利用者の視点から、最適な介護サービスを受けられるように支援することが必要とされます。
サービス利用者やそのご家族の要望に沿って初めて最適なケアプランが作成できるのです。
ですから、サービス利用者やご家族の話を聞き対応できる能力がケアマネージャーには求められます。
介護保険に関するサービスの知識のみに長けていたとしても、優秀なケアマネージャーとは言えません。
高齢者の生活全般の情報や介護保険範囲外の介護サービス・医療・福祉関係のこと等、様々な情報を理解していて、豊富なアイデアを考えられるケアマネージャーこそ頼れるケアマネージャーと言えるでしょう。
この人は十分に話を聞いてくれるか?
課題解決やより良い生活のために一緒に考えてくれるか?
が重要です。
3.サービス利用者の状況の変化に対応できる柔軟性について
介護が必要となった場合、サービス利用者の健康や体調は常に変化します。
従って介護サービスにおいてもトラブルの発生が見込まれるため、発生したトラブルに対処できる柔軟性がケアマネージャーには求められます。
トラブルが発生した際にすぐに対応してくれたり、サービスの変更や、ご家族の要望・介護についての相談にのってくれるケアマネージャーならば安心して担当を任せられます。
4.サービス利用者と居宅介護支援事業所に対し中立を保てるかについて
ケアマネージャーの所属している居宅介護支援事業所は、ケアプランに組み込むサービスを自社で行っているケースが多いです。
ですから、自社の業績を上げるために自分の作成するケアプランに自社のサービスを組み込む傾向が高いです。
いわゆる、自社の金儲け優先になってないか? です。
こうなると本来のあるべき形である、サービス利用者と居宅介護支援事業所間における中立性が崩れてしまいます。
自社のサービスを優先させるのではなく、サービス利用者の視点から適切なサービスをケアプランに組み込める中立な立場をとれることがケアマネージャーには求められます。
そのケアマネージャー自身が所属している以外の居宅介護支援事業所のサービスについても説明してくれるかどうかもチェックしましょう。
さいごに
ケアマネージャーは変更可能
サービス利用者の要望に対し適切に対応してくれない等、そのケアマネージャーとの間に信頼関係を築くのが難しい場合は、いつでもケアマネージャーは変更可能です。
ケアマネージャーの変更方法には3種類あります。
1.担当のケアマネージャー本人や所属している居宅介護支援事業所に変更を申し入れる
2.別の居宅介護支援事業所にケアマネージャーの変更を相談する
3.市町村の介護保険課窓口にケアマネージャーの変更を相談する
終わりに
この記事を最後までご閲覧していただき誠にありがとうございました。
この記事を読んでケアマネージャーを探していらっしゃる一人でも多くの方の一助になれれば幸いです。
それではまた。
参考サイト
親ケア.com
みんなの介護
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