はじめまして。新人訪問看護師Ketyosです。
看護学校を卒業し、8年間の病棟勤務経験を経て、現在は新人訪問看護師として毎日奮闘しています。
訪問看護を始めるきっかけ
急性期病院の外科系病棟に勤務し、周手術期の患者様と触れ合う毎日・・・。
手術という大きなイベント乗り切った患者さんに言われた一言・・・。
「痛い事だらけの毎日やったけど、手術の終わった次の朝の採血とってくれたのあんたぢゃなかったけ?採血が痛くなくて。一つでも痛い事から解放された助かったんや。でも、ニコリともせんし愛想もない看護婦やと思った。」
看護師冥利につきる言葉を頂いたと同時に、自分を振り返るきっかけを頂きました。
正直私は、その患者様の採血をとった事すら覚えていませんでした。
看護をしていたつもりが繰り返される業務になっており
大事な事を見失っていたと猛反省。。。
周手術期看護の楽しさも感じつつ
一つ一つの関わりを大事にした看護をしなくては!!
と改めて振り返り、自分を見つめ直していきました。
高齢化社会が進む今。
患者様の年齢層も高齢者が増えているように思います。
そのニーズにも対応でき、一対一の関わりをじっくり大切にできる現場ってどこだろう??と思い
訪問看護に飛び込んでみました。
訪問看護師の一日
8時30分 出勤
10時00分 1件目の訪問
12時00分 昼休憩
13時30分 2件目の訪問
16時00分 3件目の訪問
17時30分 終礼
ある一日を例に挙げてみました。
このほかにも担当者会議や退院前カンファレンスがあれば適宜参加させていただいてます。
激動!!オンコール当番
訪問看護は日々の訪問業務以外でも、ご利用者様の状態の変化やご家族様が不安になっているときは電話対応もしくは必要な時は訪問し駆け付けます!!
訪問看護は、時として機動力が求められるます。
一件落着したかと思いきや、
他利用者様から緊急訪問依頼のお電話を頂いたりすることも。
。。。ありがたき幸せです!(苦笑)
訪問看護に携わって
訪問看護に携わって大切にしていることは、
まずは1対1でじっくり向き合い信頼関係が築けるよう関わることです。
信頼関係がなかなか築けずくじけそうな時もありますが、
先輩方やその他のご利用者様に励まされながらも奮闘しています。
信頼関係が築けた時に、やっと第一関門突破できた安堵感と嬉しさを感じることができます。
最後に
今、病棟勤務をされている看護師の皆様へ
毎日、毎日、目まぐるしい勤務お疲れ様です。皆様の看護のおかげで、利用者様は在宅に帰ってくることができます。生死を目の当たりにする責任…。生命を委ねられる責任…。看護職に求められる責任って正直heavyすぎるって思う事も多々ありますが、重い責任があるからこそのやりがいなのかなとも思います。目まぐるしい勤務なほど、Care重視な看護になりますよね。私もそうでした。病院の役割上、生命に直結するCare重視されるのも当然だと思います。しかし、皆様ご存知の通り高齢化が進んだ今「CareよりCure」が看護に求められています。今、私も訪問看護に携わって、忘れかけていた看護のCureの視点を思い起こし今までの経験で培ったCareの視点を融合させて看護を提供しているつもりです。
経験値が大きく影響する職業の一つだと思います。
是非、みなさんの看護の中の、Cureの割合をちょっと増やしてみませんか?
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