「強み」を伸ばせって言われるけど…「強み」ってなに?!  人の「強み」の定義とは。

2015.11.30 ライフスタイル
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たくちゃん。

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イワシタです。

突然ですが

私は人の「弱み」や「短所」には正直あまり興味がありません。

 

苦手なことを克服する、というのはあまり必要ないとさえ思っています。

 

在宅医療-介護の現場の中でも

私は既に慢性的に経過してしまった「障がい」の部分を改善する

というアプローチより

その対象者の個人要因(個人のパーソナリティ)

外部‐環境要因の「強み」の部分に焦点をあて、そこをもってQOLを以下に向上できるか、を考えて支援しておりました(ただし、障がい、症状の改善をないがしろにするということではありません)。

 

「強み」に焦点をあて

「強み」を成長することが重要であり、そして「強み」をもって成果が生じると信じております。

 

 

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なぜチーム、組織において「強み」に焦点をあてるか。

在宅医療-介護も

チームや組織によってアプローチするのはいうまでもありません。

 

チームとは、一人ひとりの強みを最大限に生かし

一人ひとりの弱みを意味のないものにする、共通目的のもとに行動する共同体です。
これは病院内のチーム医療、地域包括ケアの中の地域連携、国、組織、法人、高校野球チームでも全て一緒です。

 

それぞれの個人にポジションがあり

役割があり

そして、期待される成果があります。(※成果とは患者さんの幸せだったり、業績の向上だったり、ES向上だったりとそのチーム又は個人で異なる、成すべき結果です)

 

つまり、自分の強みは誰かの弱み。

誰かの弱みは自分の強み。

 

 

―となるような役割分担、人財配置をし

個々が強みをしっかり成長させればチームとしては素晴らしい成果が出せるのです。

個としてはスペシャリストですが、集団としてはエクゼクティブになるということですね。

 

でも、、、「強み」って一体なに?発見してみよう!

では「強み」の定義とは何か。
強みとは簡単に言うと、、、

 

他者では努力や苦労をするけど

 

自分ではフツーにラクに楽しくできちゃうこと

 

です。

 

このように考えると誰でもそういうことに気付いたことがあるのではないでしょうか。
例えば、、、

  • 初対面の人と話すのが好き、すぐ仲良くなれる!
  • 事務作業が得意。ずっと集中できる。デスクワーク万歳。
  • 営業が楽しい。だっていろんな人とお話できるもん。
  • 人の相談をずっと聞ける。何か助けになっている気がするから。
  • 人前で話すのが得意だ。
  • 毎日「変化」ばかりの仕事は楽しすぎてしょうがない。

これだけでも

「そうそう!」と感じることもあれば

「え!こんなの嫌だよ、、、」と感じる内容もあるでしょう。

 

それは人それぞれ。

「そうそう!」と共感できることはあなたの「強み」の兆しがあるということです。

 

また、その「強み」をどの程度の強みか評価すると、

  • それで他者から賞賛されるか、表彰されたことはあるか?何回?
  • それを毎日、毎回行っても良いか?
  • それをしているとき興奮するか、楽しいか、ワクワクするか?いつもそういう気分か?
  • それをもって(定量的、定性的な)成果を出しているか?

と自身の「強み」をある程度定量的な指標、もしくは公の場をもって評価されるものか、という評価することにより強みの「強さ」を知ることができます。
自身の「強み」を明瞭にしている人は本当に少ないです。
そして明瞭にしていても行動し、成果を出している人はもっと少ないと感じます。

 

「強み」をブラッシュアップする方法とは?

また、「強み」は役割や成長とともに変化もします。
その為、強みはいつも再確認したり、ブラッシュアップしたりする必要があります。
その方法はとても簡単です。

常に上記のような 強みだな と感じた瞬間に何かしらの媒体に記録しておくということです。
私自身は、いつも自分の「強み」を感じた瞬間にスマホのメモ機能で管理しています。

 

自分がワクワクした瞬間の行動。
成果を出せた行動。
賞賛された行動。

 

などは特にメモするようにしています。

 

ここで注意してほしいのは、見なおした時にでも、すぐにそれが再確認できるように、具体的な行動で記録するということです。

 

例えば・・・

  • 人の「長所」「強み」を発見したとき。そしてそれを活かすことを考えること。考える時間。
  • 本を読んでじっくり考える、アイディアを考える、企画する、絵を描く。
  • 叶えたい未来を想像する、妄想しているとき。
  • 自分のアイディアや戦略が誰かの幸せに繋がったと実感できるとき。感謝の言葉や、笑顔を見たとき。
  • 前向きでポジティブな提案、意見を聞くこと。
  • 楽しそうに仕事をしている人を見るとき。
  • 学んだことをすぐに実践する、行動してみる。それで成果出たら嬉しすぎる。
  • 人の「夢」や「目標」の話しを聞くとき。

 

上記はあくまで、私自身の例ですが

とにかく

 

「具体的な体験、行動」

 

で記録することが重要です。
自分自身の個人として、専門職としての「強み」、そしてチームとしての自分の「強み」をあらためて考えてみませんか。

その「強み」を活かして、社会への貢献、価値の提供をチーム、組織で行っていけたら最高だと思います。

 

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