ポケモンGO、やってみた!?
ポケモンGOが配信されて、2日が経過しました。
少しポケモンGOによる熱も、少し落ち着きを取り戻したような印象を受けていますが、
あなたは、やってみたましたか?
「ポケモンとか知らないから。」
「ゲームとか興味ない。」
ということもあるかもしれませんが、
ひとまずやってみて、自分の感情の変化を観察してみることが大切なコンテンツだと思います。
生活を変えた「ポケモンGO」
私にそう強く思わせたのは、以下の事例報告をニュースで目にしたからです。
以下にその記事を引用します。
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「ポケモンGO」をめぐる事故やトラブルが問題となるなか、
先行配信された米国では、ゲームをきっかけに「自閉症のわが子が社交的になった」
というケースも報告されている。
「息子が笑いかけている。気持ちを言葉にしている。全くの他人に対して」
米ニューヨーク州のレノーア・コッペルマンさんは、
自身のフェイスブックに感激の言葉を書き込んだ。
米誌などによると、息子のラルフ君(6)は2歳のとき、過読症と自閉症と診断された。
こだわりが強く、決まった習慣を変えたがらない。
常にほかの子供とスムーズに関われるわけではなかったという。
友人らの勧めもあり夫のスティーブさんがポケモンGOをダウンロードして与えると、
ラルフ君は近くにいたプレーヤーと話し始めた。
さらに、ほかの子供の目をみながら話し、ハイタッチまでしたという。
レノーアさんとスティーブさんは、「魔法のようなことが起きている」と感じたという。
※産経新聞 7月23日(土)7時55分配信:
「ポケモンGO 米では「自閉症の息子がハイタッチ」より抜粋
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「ポケモンGO」に見る作業療法
このラルフ君の事例について、
「ポケモンGOてすごいね。」と済ませてしまえばそれまでですが、
私に、作業療法が行なわれている!、と感じさせる出来事でした。
それは、
作業療法が、日常生活で行う諸活動を”作業”と捉えて、
作業によって社会との繋がりを作り、健康へ、
そして、その人らしい生活に寄与することに取り組んでいくことだからです。
ラルフ君に社会との繋がりを作りだしたポケモンGOをすることが、
作業療法でいうところの作業になっていたからです。
IT、IoTのものが生活必需品に成ってきた近年においては、
ネットベースのゲームも上手く取り入れていく必要があること、
そして、ITを十分使いこなせるスキルが、今後の作業療法士に必要なのかもしれません。
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