おばあちゃんが老人ホームに入ることになった。
目次
いよいよ入居 老人ホームの居住環境は?
おばあちゃんが入居する最終決定をするため部屋を見学に。
まず気になるのは、居住環境。これからそこで暮らしていくわけだから、安心して過ごせるかどうか、お任せできるかどうか、しっかり確かめておきたい。
(写真は大体あってるイメージです)
・・・。
感想は「これホテルですか?」というくらい立派。
なんといってもオーシャンビュー。部屋一面ガラス張りで海、海、海!!雄大な日本海や連峰を一望できる眺望なので、ホテルなら一番高いお部屋。夏は熱いんですが^^;
部屋の内装は綺麗で広々しており、トイレやシャワーも洗面台も部屋に付いていてコンパクトにまとまっています。
生活必要品の買い出しといっても、ベッド、カーテン、こたつ、座布団くらい。洗濯機は付いていて、いるものはほとんどありません。
おばあちゃんが入った施設のタイプ
軽費老人ホームというタイプで、身の回りのことがご自分でできる方を対象とし、バリアフリーの住居、食事・入浴の準備、生活相談、緊急時の対応といったサービスを提供してもらう入居施設です。外出、外泊は自由。
収入によって、1ヶ月8万から入れるお安めの施設です。
いつも満室なのですが、たまたま入れたのでラッキーでした。
おばあちゃんが老人ホームに入ってみて良かったこと6つ
1.お母さんが頻繁に会えるようになった。
お母さんが週に2度世話に行き、週に1度土日には遊びに連れて行っています。というのも、家から近い老人ホームを選んだから。おばあちゃんもこれには嬉しそうです。
2.常に部屋が暖かい
今までは1軒屋に住んでいたため、広々はしていたんですが、暑さ寒さに悩まされていました。施設なら24時間冷暖房完備。お年寄りには優しい環境です。
3.ご飯が美味しい
3食付きなのですが、栄養バランスも抜群で、柔らかいものしか出ません。美味しいと喜んで食べてます。朝食も洋食、和食から選べます。
4.広々した温泉に入れて、洗ってもらえる
1日1回洗ってもらえるサービス付き。
5.友達が出来た
おっとりした仲の良い友達と話す姿を時々見ます。いつ家に行っても寂しい寂しいと言ってゲームばかりしていたので、それは良かったのかなと。
しかし、やっぱり意地悪ばあさんはいるようです。あの人の隣でご飯を食べたくない、というイザコザは尽きないようです。うちのおばあちゃんは近寄っていない様子。
6.行事や体操、カラオケ、ショッピングなど楽しめる
まずは健康管理。例えば毎日の血圧測定やラジオ体操、月1回の体重測定など、しっかりしています。
そして、盛りだくさんのイベント。
週3回の身体能力維持向上メニュー(バランス体操、ストレッチ体操、脳トレ、レクレーション)、散歩、おやつ作り、健康講話、月1回のショッピング 、月2回のミュージックケア(音楽に合わせた体操や、懐かしい唄を歌う音楽療法)、映画鑑賞会、カラオケ会 、園芸・・・などなど。
これだけの活動があるので退屈しません。
もともと社交的なおばあちゃんは楽しんでいるようです。
なにより母と過ごす時間が増えたのが良かった
色々と良かったことを挙げましたが、何より毎月、美容院や病院に母に連れて行ってもらえることが嬉しい様子です。冬には温泉に外出して美味しいものを食べたりもできています。
ちょっと心配なのが、認知症の進行が進んだように見えること。ボーッとしていて、返事しない時が多々あります。1年中暖かくて、衣食住が自動的に与えられる環境が良くないのかな・・・と変に考えてしまうこともありますが、年齢もあるしそんなもんなのかなぁ、と。
総合的には、命の危険も無く、孤独も無く、良かったんじゃないかと孫としては思います。
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