改めて私、野田は理学療法士として病院に勤務しており、鹿児島という田舎に住んでいる。
いきなりだが、キャリアをデザインする上でよくこんな言葉を耳にすることがある。
「どうせ田舎だから決まったキャリアアップしかできない」
「都会とは違ってできることが限られる」
「田舎者の自分が都会人に勝てるわけがない」
そう、どうしても『田舎に住んでいる』だけでそれがいいように言い訳に使われる。
でも本当にそうだろうか。
私は、病院勤務以外の仕事として、国家試験や観光のライターもしているし、地域情報ページの管理人もしているし、地方ラジオ番組のコーナーにレギュラー出演もし、タウン誌で週刊と月刊の連載も持っている。
そう、田舎に住んでいるのにも関わらず、だ。
自分で言うのもなんだが、どう考えても普通ではない、おかしい人種だ。おかしい。
家に帰ってからも、仕事はわんさかある。
ただ、ふと考えることがある。
田舎にいながら、病院勤務でありながら、なんでこんなにいろんな仕事を請け負えるようになったのかな?と・・
そう考えると、行きつく先は『WEBでの情報発信』となる。
以下、自分がどういう経過をたどってきたのかを簡単にまとめる。
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はじめの一歩は「ブログ発信」
まだ今のようにSNSがなく、たくさんのセラピストがブログを書く前の時代。
私は社会人出身の学生の立場から理学療法士に関するブログを書き始めた。
最近はデザインも内容も充実したブログが多いので、今だったら確実に埋もれていたブログだと思うが、当時は発信者が少なかったため目立ったのだろう。
勉強の仕方や実習の日々をつづった内容に、連日、多くのアクセスやコメントを頂いた。(※無論、個人情報、実習施設を特定する内容などは排除して)
国試合格後は現場で働くかたわら、国家試験に関するコンテンツを作り発信したところ、外部の媒体から国家試験に関するライター依頼を頂き、これが初めての外部の仕事となった。
さらに地域に関わる観点、外出をサポートする観点から地域情報ページを立ち上げると、観光ライターの仕事やTV局、出版社、新聞社などのメディア関係との連携もでき、仕事が増えてきた。
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運営しているSNS/サイト
発信となると今の時代SNSの存在は無視できない。
なので各SNSももちろん使った。
複数のアカウントがあるが、各SNSにおけるトップアカウントのフォロワー数は以下の通りだ
・Twitter:理学療法士・作業療法士 国家試験対策 フォロワー数 約12000 (HP:理学療法士・作業療法士 国家試験対策
・facebook:鹿児島よかもん再発見! いいね数 約9300
これらの影響力が私のパラレルキャリアを後押ししたのは言うまでもないし、発信内容が私の商品価値を高め、仕事を運んできてくれている流れができている。
なんともありがたいことだ。
こうなれば住んでいる場所は関係なくなってくるし、不思議と、都会よりも田舎の方が持っているチャンスも見えてくる。
だから、決して『田舎だから~』という言い訳は成立しないロジックになる。
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まとめ
私のキャリアは、発信によって生まれた。誰にウケたい!とか、フォロワーがほしい!とか、仕事につなげたい!とかの部分よりも、単純に自身の考えを表現したかったし、世の中にない情報を発信したかった。
これが商品価値となり、支持を得て仕事に繋がった。
発信力とはフォロワー数ではない。発信内容に自分の思考をどう表現できるかだ(この辺りについてはこの記事を参考に:東洋経済on-line「フォロワー数がすべて」に陥った30代の末路)
それがパラレルキャリアをスタートさせるきっかけとなる。
是非、実践してくださいね!
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