介護予防において、高齢者個人へのアプローチだけでな く、生活環境の調整や、生きがい・役割を持てる環境づく りなど、地域全体に働きかけるポピュレーション戦略が重 視されています。
I県T市では、そうしたまちづくりによ る介護予防を図る為、地域住民の交流の促進と健康行動の 増進を目的とした「健康交流の家」の開設が進められてい ます。

健康交流の家とは?
地域の集会所等を使用して、広く使い勝手の良い「健康
つ
(photo by Fotolia)
健康交流の家の特徴
①健康増進スペース
健康増進スペースは、フローリング張りの床となってお り、ゴムバンド体操やフラダンス、歌などの趣味の会によ る定期的な活動や、映画の鑑賞会などのイベントの開催を 行っています。
②交流促進スペース
交流促進スペースは、テーブルと椅子、テレビが設置さ れています。そこではボランティアスタッフにより、手頃 な価格でコーヒーや紅茶、お菓子を提供しています。スポ ーツや趣味の会などの活動前後にも利用者同士が交流を楽 しむ機会が増え、活動に参加しない地域住民も、散歩途中 などに気軽に立ち寄り、住民同士の交流する機会が増えて います。
③施設運営
施設の運営は、地域住民の主体的な運営がされており、
(写真はイメージ photo by Fotolia)
今後の方向性
また、津波避難施設を合築している健康交流の家は地域防
また、子育て関連施設と
今後はこのような、共生型の複合施設が増える事で、高齢
(photo by Fotolia)
参考資料
介護予防のための地域診断データの活用と地域
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